大変だけど最高!ホット&クールな毎日

消防士の夫と3人の子供たちと過ごす毎日で起きるホットでクールな話をご紹介していければと思っております

夫が消防士で大変なこと・よかったこと

 

こんにちは。ユッチーです。

 

今日は夫が消防士で大変なこと、よかったことについて少し書かせて頂きたいと思います🔥

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*大変なこと*

①休みが不規則な為子供の行事に参加してもらえない

 

これが一番大変ですね。勤務形態は各自治体によってさまざまだと思いますが、うちの夫の場合は3交代制です。基本的には朝8:30~翌朝8:30という時間らしいですが、大体帰宅は翌日の午後、遅いと夕方です。

朝出勤して次の日帰宅、その翌日にまた勤務のときもあれば、休みが入るときもあります。土日関係なくローテーションなので、子供の学校行事などに休みが重なることは非常にまれです。また、普通の会社員の方よりも希望の日に休みをもらうことは難しいです。我が家の子供が通う幼稚園では、6月の父の日に合わせて日曜参観(父親参観)があるのですが、長女と次女が幼稚園に通い始めてから今までの4年間、一度も参加できたことはありません。

運動会も、勤務明けで大急ぎで帰らせてもらって、なんとか昼から参加、という感じが多かったです。

 

現場の仕事ではなく、本部の仕事や、各消防署で事務専門の業務もありますが、こちらの方たちは平日の朝~夜まで、会社員のような勤務時間で毎日お勤めされます。いわゆる”毎勤”です。このような部署に配属されれば、土日祝は休みなので子供の休みと一緒のサイクルになるので学校行事にも合わせられます。

 

②生活が不規則

これは毎日勤務ではなく通常の24時間勤務の人の場合ですが、夜間に寝ないで仕事をしているので自律神経がかなり乱れているように思えます。一応仮眠の時間はあるようなのですが、事務処理が終わらなかったり(現場にでる仕事でも事務処理が山ほどあります。。)、夜出動があったりでなかなか寝られません。そもそも仮眠室の環境もよくないので寝るに寝れないという根本的な問題もあったりします。

なので体内時計は狂いまくりですし、睡魔が襲ってくる時間も日によってまちまちです。

例えば午後に帰ってきて、そのまま起きていて子供がお風呂やごはんで忙しい時に夫はテレビを見ながら寝落ち・・なんてこともしばしばです 。

 

24時間勤務の仕事で休みを挟みながら1週間働く方が楽という人もいれば、毎日家に帰れる方がいいという人もいるのでどちらがいいとは一概に言えません。

 

③災害時に家にいられない

これは自衛隊や警察官、役所にお勤めの方にも言えることだと思います。

大きな地震、台風のときは休みの日でも招集がかけられます。電車が止まっている場合は、遠くに住む人もバイクや自転車で勤務先まで向かいます。

結婚してからも、地震や台風で招集がかかったことは何度もありました。特に、地震の時は規模が大きかったので何日も家に帰ってこれませんでした。

必然的に母はたくましく強くなりますが、やはり心配はつきません。

 

 ④ストレスマネジメントができる人でないと心が折れる

仕事柄、人の生死を間近でみることが多い為、精神的に強くないと続けられません。

もちろん本人もそうですが、支える妻側もです。

ストレスがたまるのはどんな仕事をしていても同じだとは思いますが、一般の人が目にすることのないような惨状を目にすることも少なくありません。ですので感受性が強く気持ちの切り替えがうまくできる方ではないと、精神的に病んでしまいます。

仕事の愚痴や苦労話にきちんと聞く耳をもって支えてあげる必要があるので、家族のサポートは重要だと思います。

もちろん私も自分がつかれてるときは全部に神対応はできませんが、(笑)

出来る限り本人が話したいことは「うんうん、そうだよね」と共感するように心がけています。

 

 

*よかったこと*

①頼りになる

夫は救急隊員の資格があるので、消防車と救急車両方に乗っています。

あまり知られていませんが、救急車が出払っている時に消防車が先に行って応急処置をして、救急車が来るまで繋ぐこともよくあります。これをPA連携といいます。

Pump-ポンプ車

Anbulance 救急車

の頭文字をとってPA連携です。

 

現場は火災だけではありません。

交通事故の重症患者、

心肺停止、

自殺現場、

分娩、

精神疾患

ホームレス、

酔っ払い…

 

色々な惨状で働いているので、普段の日常であたふたすることはまずありません。

 

私の出産時も、赤ちゃんが出てすぐの状態で先生の処理を下から見学させてくださいと申し出たくらいです。笑

これにはもちろん先生もびっくりしていました笑

 

「え、血だらけのおまた見たいなんて変わってるね」

 

みたいなこと言っていました、、笑

 

とんだ変態野郎だと思われたのではないでしょうかね。。

 

このくらい肝が座っているというか、命を扱う現場にいるという頼りになる感は半端ないです。

私なんか子供がちょっと流血するくらいで心臓ばくばくしてしまうので💦

 

 

②一般的な印象がいい

夫が消防士、パパが消防士、というと大体第一声が

「え~、すごい」「かっこいい」です。

 

私は大学時代4年間ハワイで過ごしたのですが、

周りに彼氏が消防士というとこぞって言われるのが

 

「HOT」です。

 

こちらは異性に対して魅力的という意味の“HOT”と

熱い(炎からの連想)という意味の”HOT”をかけたアメリカンジョークでございます。

アメリカだと消防士は日本よりも更に憧れの職業という雰囲気があるので、

それだけでもちょっとしたステータスのような感じだと思います。

 

消防士カレンダーたる肉体美写真集のようなものも販売されていたりしますしね。苦笑

ちなみにうちの夫はあからさまに身体を鍛えまくってアピールするようなタイプではありません^^;

 

 

③いろいろなことを学べる

火災の原因となりうるコードなどの自然発火、化学反応に関する情報、
怪我や病気について、あるいは交通事故を防ぐ為に注意すべきことなど、

実際の生活で役立つ情報を教えてくれます。

例えば子供の救急要請でよくある熱性痙攣。

白目をむいてばたばたと身体を震わせる我が子を見るとびっくりして119番を押したくなります。しかし熱性痙攣はほとんどの場合慌てる必要はなく様子をみていて大丈夫なんです。(数分でおさまり、そのあと意識が戻ったりすやすや眠ったりしている場合は急いで病院にかけこまなくても問題ないそうです。)

止血の方法や、ロープの結び方、心臓マッサージの方法など、学べることはたくさんあるので助かっています^^


③料理や洗濯など、身の回りのことに関するスキルが高い

多くの消防署では24時間勤務をしているので、必然的に職場で料理や洗濯、掃除などをする機会があります。

消防士の試験に合格してから現場で実際に仕事をするまで、一定の期間消防学校といわれる訓練施設で寮生活を送るのですが、この間の規律はすさまじく厳しいです。笑

自分の着る制服のアイロンがけ、ベッドの布団のたたみ方、ひげの反り方まで徹底的にたたきこまれます。(パワハラ問題が社会的に取り上げられ始めた為現在ではどの程度厳しくされているかはわかりかねますが少なくともうちの夫の時代では教官は鬼でした。)


料理は実際の消防署勤務になってから、食事当番が順番に回ってくるので嫌でも作れるようになります。きっちり3食作るところもあれば、1食や2食のところもあるそうなので、作る頻度は自治体や配属先の署によって違うと思います。

 

消防士の旦那さんだと、料理の味付けや洗濯物の干し方、洗い方なんかは奥さんよりもきっちりしているという家庭も少なくないようです。

我が家もどちらかというと夫の方が得意なのでは?と思うこともしばしばです。笑

 

「うちのパパは何にもできない」というお友達の話なんかを聞くと、

色々任せられるというのは本当にありがたいなあと痛感します。

 

 

 

 

如何でしたでしょうか。まだまだ書きたいことは沢山あるのですが、一旦この辺りでストップしておきます^^

 

消防士あるある、実際に我が家の子供たちの病気エピソードなどはまた別の記事で書いていきたいと思っていますので、是非宜しくお願いいたします。

 

 

最後までお付き合いくださりありがとうございました✨

 

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