大変だけど最高!ホット&クールな毎日

消防士の夫と3人の子供たちと過ごす毎日で起きるホットでクールな話をご紹介していければと思っております

我が家の虫歯対策

こんにちは。ユッチーです。

 

子どもの虫歯予防、大変な思いをされているご家庭も多いのではないでしょうか。

今日は、私が学んだ歯に関する情報をシェアできればと思います。

 

虫歯リスクを少しでも減らしたい!知っておきたいポイント

そもそも虫歯の原因は?

虫歯になる要因は色々あります。いくら気を付けていても虫歯になってしまう人もいれば、そうでない人もいます。同じように歯磨きをきちんとしていても、個人によって大きな差がでることもしばしばです。

守れるならできるだけ長く守りたい元気な歯・・親は大切な我が子に何をしてあげられるのでしょうか。ひとつずつ要因をさぐっていってみましょう。

要因その①:生まれ持った歯の質

これは歯の構造(溝の深さなど)、歯並び、歯ぎしり、唾液の質など、個人の体質や癖などが大きく関係しています。努力してもなかなか変えられない部分です。

 

我が家の長女も、生まれつき奥歯に亀裂がはいっていて、そこから虫歯になり易いといわれていました。また、歯ぎしりの癖もあるので、すごく気を付けていても虫歯になってしまいました。亀裂や溝に関しては、あらかじめ溝を埋めて虫歯を予防するというシーラントという治療方法があるのでおすすめです。じっとしていなくてはいけないので、ある程度話を聞ける年齢にならないと受けれないのですが、はやく受ければその分予防効果は高まるようです。

要因その②:細菌の数

これは現代のママ達の多くが頑張っているところではないでしょうか。虫歯菌が定着する生後3歳前後までに、虫歯菌を入れなければその後も虫歯になりにくいという考えはだいぶ浸透していますよね。昔は離乳食時に親が口の中で咀嚼したものを食べさせていましたが、今の育児指導では言語道断のはずです。

お恥ずかしい話ですが、我が家の長女が2~3歳の頃は私自身精神的に余裕がなく、私が使ったのと同じ食器でそのまま食べさせてしまっていました。

更に追い打ちをかけたのが、義理両親の存在でした。次女が産まれたばかりということもあったので、長女は夫の実家に遊びに行かせて頂く機会が多かったのですが、夫の両親は「同じものを同じ食器で食べる」ことで喜びを感じていたようで、いつも同じスプーンで食事やおやつを「一緒」に食べていたのです。

私も気にはなっていましたが、なかなか言い出しづらく、このことは現在の娘の口腔環境(虫歯菌の数)に大きな影響を及ぼしてしまったのだと深く反省しています。

歯医者さんに言われたのは、もしまだ3歳前であれば、それまで気をつけていなかったとしても、途中からまた頑張れば少しでも入ってしまう菌の数は減らせるとのことです。

私も最初は気をつけていたのですが、義理両親のことも重なりもういいや、と全てを諦めてしまったのです。ここでもう少し踏みとどまっていれば、と今となっては悔しい気持ちでいっぱいです。そこから、下の2人にはより用心するようにしました。

要因その③:食生活

砂糖を多く含む食品は虫歯になりやすいというのはよく言われていますが、砂糖を一切たつ必要はありません。大事なのは、食べるタイミングです。

例えば、一日3食間食なしで、食事のタイミングに合わせて甘いものと食べる場合と、

食事以外でおやつやジュースを複数回食べる場合では、虫歯のリスクは後者の方が格段に上がります。

口の中に糖分がはいると、その糖を餌にミュータンス(虫歯菌)が酸を出すので、その酸で歯が溶かされてしまいます。これが脱灰とよばれる状態です。

食事の度にこの現象は起きるのですが、これを修復するのが唾液です。食べ物がなにも入っていないときに、溶けた歯の表面をアルカリ性である唾液が再石灰化させてくれるのです。「よだれが多い赤ちゃんは虫歯にならない」という話しを時々耳にしますが、唾液は確かに虫歯予防にはかかせない存在です。

ただ、唾液による再石灰化には時間がかかるため、頻繁に食べ物が入ってくると、その処理が間に合わなくなってしまい、虫歯になりやすくなてってしまいます。

一般的には、一旦食事を終えたら最低2~3時間は開ける必要があり、口に何も入っていない時間が長ければ長いほどほど虫歯のリスクは減らせると考えられていいます。

 

実は今年の夏休み、長女との自由研究で虫歯に関するアンケートをグラフ化するという研究をしました。(親子で取り組む県の統計グラフコンクールというものです)

その際、市内に住む50人の子供にアンケートを取ったのですが、やはり虫歯の経験があると答えた方と虫歯の経験がないと答えた方を比較すると、間食の回数に大きな差が見られました。

間食におすすめ!虫歯になりにくい食べ物

酸が出にくいもの

虫歯に原因となる酸を出しにくいので、歯が脱灰しにくいものです。ただし、汚れは多少つきますので、歯磨きがいらないというわけでありません。

・牛乳、チーズなどの乳製品

・ナッツや豆類(入り大豆など)

・果物(果糖は糖は糖でも酸を出しにくい。ただしバナナ、ドライフルーツは歯に残り易いので避けた方がベター)

・海藻類(韓国のり、おすすめです!)

歯にくっつきにくいもの

砂糖を含む食品の中でも、口の中に食べかすが残るか残らないかで大きな差が生じます。チョコレート、キャラメル、クッキー、ケーキなどより次のスイーツがおすすめです。

・ゼリー

・プリン

・アイスクリーム

・かき氷

・わらびもち

・おせんべい

おわりに

子どもの虫歯を予防するというのは、決して簡単ではありません。

歯医者さんへ行くと「子供の口の中をみれば家庭環境がわかる」と言われますが、

実際常に完璧な状態は維持するなんて無理な話です。

大人の唾液が入らないように気を付けるというのも、100%実行するのは本当に大変です・・

子供はすぐに親が食べているものを「それ食べたい!!!」といって泣きますし

「ごめん、これはもう口付けちゃったから新しく同じもの作るね」といっても

「やだ!!!お母さんが食べるやつがいい!!!」などいうことも日常茶飯事・・・(´;ω;`)

そうでなくてもこどもはすぐに何か食べたい、とぐずりだすので間食の回数自体も増えがちです・・

 

歯医者さんが提案する通りに対応するとなると、大切親子の時間が苦痛になってしまったり、お互いに怒ったり泣いたりしてしまうことは身をもって経験済みです。もちろんうまくこなされているママ達もいらっしゃるかもしれませんが、それには血のにじむような努力が隠れていると思います。

私が高校時代から仲良くしている歯科衛生士の友人も、少し前に仕事に復帰したようですが自分の子供には「乳歯は、生え変わるからきにしない(笑)」とわりきっていたほどです。^^

 

日本は他の先進国と比べて、砂糖の摂取量は低いにもかかわらず一人当たりの虫歯の数がダントツで多いそうです。これは、キシリトールのやフッ素の利用に遅れているからだとかかりつけの歯医者さんで言われました。

なので、我が家ではなるべくキシリトール濃度の高い歯磨き粉を使っています。私はiHerbというサイトでアメリカ製のキシリトール25%(配合できる再上限の数値)の歯磨き粉を購入しています。キシリトールは、虫歯菌が酸を出すのを抑制する効果があるので、積極的に取り入れるようにしています。

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大切なのは、正しい知識を持った上で、それぞれのご家庭で無理のない範囲でリスクを減らしてあげることなのだと私は考えています。そして、定期的に検診とクリーニングを受け、虫歯の早期発見と早期治療ができれば、多少虫歯ができてしまったとしても母親的にはもうOKかな、割り切っています。(笑)

 

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました✨

 

さとふる